事業内容

リペレット加工事業

リペレット加工とは、廃プラスチックを粉砕・溶融して原材料化し、リサイクルすることです。
製造工程で発生した、不良品やロス品をリペレット加工して再び原料として再利用できるように請負加工いたします。

リペレット加工の重要性

現在、世界中で異常気象が多発されています。原因の1つがCO2等の温室効果ガス排出量の増加に伴う地球温暖化です。
その対策として脱炭素社会を目指す為のカーボンニュートラルが宣言されました。

カーボンニュートラルとは・・・温室効果ガスの(排出量と吸収量を相殺して)排出量を全体としてゼロにすること

現在のリサイクルにおける課題

  • 日本で発生する廃プラスチックの約8割が有効利用されていますが、その半分以上がサーマルリサイクルです。
  • サーマルリサイクルでは燃焼する際にCO2が排出され、最終的に年間1600万トンのCO2が排出されています。

    排出される二酸化炭素
    1,600万トン/年

    出典:経済産業省 資源エネルギー庁「カーボンニュートラルで環境にやさしいプラスチックを目指して」

当社のリペレット事業はCO2排出量が少なく、環境に優しい“マテリアルリサイクル”です。
マテリアルリサイクルを行うことで、産業廃棄物を減らし、CO2排出量を削減しカーボンニュートラルな社会への実施へ貢献します。

主な取り扱い樹脂材料

PS
(ポリスチレン)
PE
(ポリエチレン)
PP
(ポリプロピレン)
ABS
(アクリロニトリルブラジエンスチレン)

上記以外の樹脂でもお気軽にご相談ください。

リペレット原料一覧

  • OAフロア
  • ハンガー
  • 医療用ボックス

リペレット加工

  1. ① 粉砕工程
    製造工場にて発生した工程内ロス、不良品などを押出機に投入できる大きさに粉砕します。
  2. ② 押出し工程
    粉砕された樹脂を押出機に投入し、溶融して加工しやすいように3~5㎜程度のペレット状にします。
    溶融されていない異物はスクリーンメッシュにて除去します。
  3. ③ 完成
    再生樹脂ペレットの完成です。